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2月, 2010の投稿を表示しています

トヨタショック その2

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トヨタ問題について、アメリカでの公聴会に豊田社長が出席するなど「政治ショー」と化している。この状況から、トヨタ擁護の論調も徐々に増してくるなど、ますます混迷の様相を呈してきているようにみえる。 最大の焦点となっている問題の電子制御システムの不具合の可能性は、トヨタが「問題が存在しないことを証明する」という難題にぶつかっており、しばらくは原因究明に時間がかかりそうである。 とはいうものの忘れてはならないのは、トヨタがブレーキ・オーバーライド・システムを採用してこなかったことにある。 ここ で紹介されている動画を見ると、非採用とした車種の危険性が十分に理解できるとおもう。 ブレーキ・オーバーライド・システムというと専門用語だが、要はブレーキ優先の安全思想があるのかないのかということだと思う。採用されていないのには様々な事情があったのだろうが、もしその事情がコストであったのであれば残念というほかはない。

トヨタショック その1

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米国でのレクサスの暴走事故から明るみになったトヨタの一連の対応と、日本でのプリウスの問題について、新聞を読んでもよくわからないことが多すぎるので簡単にまとめておく。 <アメリカ> 2009年8月 カリフォルニアでレクサスに乗った1家4人の死亡事故発生    10月 米高速道路交通安全局(NHTSA)がアクセルペダルの形状に問題と指摘    11月 トヨタよりNHTSAの調査で安全面の欠陥がないと判断されたと発表    11月 NHTSAが「トヨタの発表は不正確で誤解を招く」とトヨタを批判    12月 NHTSAの米政府高官がトヨタ本社を訪問 トヨタ幹部へ警告 2010年1月 アクセルペダルの不具合を認め、約230万台のリコールを発表    1月 NHTSAはトヨタに対しリコール対象車種の販売停止を要求    2月 トヨタはリコール対象車の8車種の販売を停止 この問題に関しての焦点は、アクセルペダルだけの不具合なのかそれとも電子スロットルの問題も含んでいるかである。トヨタは電子スロットルの不良を否定しているが、その否定するだけの根拠が十分に示されていないことが問題をややこしくしている。もちろん「ない」ことは証明できないので、「ある」ことを証明しなければならないが、トヨタがNHTSAに対して誠実な対応をしていないことが問題の解決を遅らせてしまっていると思う。 トヨタの抱える問題点(あるいは罪)は、 1.十分な調査をおこなわずにフロアマットが原因としたこと 2.「トヨタが」NHTSAの調査で安全面の欠陥がないと判断されたと一方的に発表したこと 3.その後ユーザーに対して正確な情報のアナウンスがなかったこと 4.ブレーキ・オーバーライド・システムを採用していなかったこと である。 時系列で振り返ると、トヨタの「臭いものに蓋をする」とでもいうべきが隠蔽体質が際立ってくる。アメリカ国内での批判の高まりはここにあるのではないか? 桜の木を切り倒したワシントンのように誠実に対応すればここまで大きな問題にならなかったと思うが、事実を隠すことを選択してしまった代償の大きさははかりしれない。 参考サイト http://diamond.jp/series/dol_report/10033/ プリウスは後日まとめてみます。

東京へ その4

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せっかくの東京なので、前々から行ってみたいと思っていた恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館を訪れることにした。「日本の新進作家展vol.8 出発-6人のアーティストによる旅」が最終日だったので、運良く鑑賞することができた。 6人の写真家は、石川直樹、百々武、内藤さゆり、尾仲浩二、さわひらき、百瀬俊哉(敬称略)。どの作品もおもしろかったけど、特に気に入ったのは尾仲浩二さんの「フランスの犬」と内藤さゆりさんの作品。 「フランスの犬」はiMacで写真にコメントと音楽を載せて、アンニュイというかまったりとしたフランスでの日々を綴った秀逸な作品です。モノクロの写真はあまり好きじゃないんだけど、これをみてその考えが変わりました。写真だけの展示ではない手法もいいもんです。 内藤さゆりさんの作品は、色合いの美しさが見ていてすごく気持ちが良くって、ああいいなーとじんわりとした幸福感みたいなものを感じました。いつかああいう写真を撮れるようになりたいものです。 美術館の出口で写真好きのメンバーでの記念撮影している場面に出くわしたけど、何かすごく眩しくみえて、もっと若いときにカメラの楽しさを知ってればなーと羨ましく思ったのは、おっさんになった証拠ですね。

東京へ その3

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東京での晩ご飯は、東京在住の友人に連れられアメ横近くのモツがとてもおいしいという居酒屋に行くことにした。 ちなみに、東京でのモツは「豚」が標準ということで、豚モツ消費量は関西の数十倍とのこと(ソースはありません...)。豚モツを食べつつ「ホッピー」を飲むとかなりいい感じで、楽しくおいしく過ごせた。なお、ホッピーも店独自のブレンドがあるそうで、なかなか奥の深いホッピー道が広がっているらしい。 そういえば、ホッピーも関西では手に入らないけど、東京に行くと関西の都市とは違う点が微妙にあり、行く度にそのズレが楽しい。というか関西のローカル性が際立つという方が表現としては正しいのかもしれないけど。 ズレを感じる点をいくつか挙げると、 1.カラフルなタクシー 黒じゃないんだよね。 2.妙にスタイリッシュで大深度の地下鉄 格好いい車両も多いし、あとエスカレーターでどんだけ降りるねん!と突っ込みたくなるくらい深い駅も多い。 3.電車でのマナーの良さ これにはいつも感心。降り人優先が徹底されているし、車内でケータイさわっている人が少なすぎて驚き 4.うどんやそばのだし汁の色 濃口醤油ベース と挙げればキリがないが、表層的にはそんなに違いがないだけに余計に微妙な違いが違和感となるので新鮮です。

東京へ その2

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東京といえばラーメン、ということで品川の「なんつッ亭」に行ってみることにした。行列とまではいかないものの、15分ほど待ってようやく食べることができたが、味は正直言ってまあまあ、というか普通のレベルかな。7種類の揚げ方で揚げたニンニクをごま油をブレンドして作る黒いマー油が「売り」なのだが、その割に味わいにパンチが足りないなーと思いました。 ラーメンの写真をこっそりと撮ってみたが、ホワイトバランスの補正が効きすぎて、あまり美味しそうにみえない。料理の美味しそうにみせるには、もう少し温かみのあるホワイトバランスの方が良さそう。 ということで、色々な撮影シーンで自分の知識不足を痛感しつつ、ラーメン屋をあとにすることに

東京へ その1

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先日東京へ行く機会があり、その時のネタ。 京都から名古屋までが雪の影響で徐行運転となったため新幹線が大きく遅れてしまった。 豊橋駅では臨時停車し、車体の除雪作業まで行われるなど、ある意味非日常な感じでちょっとわくわくしてしまった。 雪を撮影するときは露出はプラス補正だったなとか思いながら、適当に撮影してみた。 うーん、それなりな感じで今ひとつな感じです。 雪の風景とかはじっくりとつきあっていかないと難しそう。 ところで、名古屋を過ぎると静岡以降はビックリするくらいの快晴で、日本の地形の複雑さを実感しました。雪雲の切れ目がはっきりと確認できたくらいだし

Golf Variantの荷室サイズ

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車のスペックを調べていると、いつも不満なのが荷室サイズが容量で表示されていることが多いことである。 Golf Variantの荷室について、Golfとどの程度差があるのか知りたかったのだが、公式サイトでは容量が505Lとしているのみで具体的なサイズがわからない。 実際に使用する場面で考えるときは、荷室幅と奥行が実際に何センチなのかわかった方が便利だと思う。人によってはゴルフバッグやベビーカー、釣竿などをどのように置けるのかを知りたいのではないかと。ということで結構頑張って調べたところ、Golf Variantの荷室幅は最大107cm(最小100cm)、奥行は通常時127cmということだった。 Golf5が幅106cm(最小で) 奥行83cmなので、荷室幅はほぼ同じ、奥行で44cmの差があることになる。この奥行き44cmの差(奥行127cm)が生活シーンで必要かどうかでVariantにするかどうかの価値となるのだろうが、それはそれとしてGolf5もなかなか健闘していると思うんだけど、どう思いますか?