トヨタショック その1
米国でのレクサスの暴走事故から明るみになったトヨタの一連の対応と、日本でのプリウスの問題について、新聞を読んでもよくわからないことが多すぎるので簡単にまとめておく。
<アメリカ>
2009年8月 カリフォルニアでレクサスに乗った1家4人の死亡事故発生
10月 米高速道路交通安全局(NHTSA)がアクセルペダルの形状に問題と指摘
11月 トヨタよりNHTSAの調査で安全面の欠陥がないと判断されたと発表
11月 NHTSAが「トヨタの発表は不正確で誤解を招く」とトヨタを批判
12月 NHTSAの米政府高官がトヨタ本社を訪問 トヨタ幹部へ警告
2010年1月 アクセルペダルの不具合を認め、約230万台のリコールを発表
1月 NHTSAはトヨタに対しリコール対象車種の販売停止を要求
2月 トヨタはリコール対象車の8車種の販売を停止
この問題に関しての焦点は、アクセルペダルだけの不具合なのかそれとも電子スロットルの問題も含んでいるかである。トヨタは電子スロットルの不良を否定しているが、その否定するだけの根拠が十分に示されていないことが問題をややこしくしている。もちろん「ない」ことは証明できないので、「ある」ことを証明しなければならないが、トヨタがNHTSAに対して誠実な対応をしていないことが問題の解決を遅らせてしまっていると思う。
トヨタの抱える問題点(あるいは罪)は、
1.十分な調査をおこなわずにフロアマットが原因としたこと
2.「トヨタが」NHTSAの調査で安全面の欠陥がないと判断されたと一方的に発表したこと
3.その後ユーザーに対して正確な情報のアナウンスがなかったこと
4.ブレーキ・オーバーライド・システムを採用していなかったこと
である。
時系列で振り返ると、トヨタの「臭いものに蓋をする」とでもいうべきが隠蔽体質が際立ってくる。アメリカ国内での批判の高まりはここにあるのではないか? 桜の木を切り倒したワシントンのように誠実に対応すればここまで大きな問題にならなかったと思うが、事実を隠すことを選択してしまった代償の大きさははかりしれない。
参考サイト
http://diamond.jp/series/dol_report/10033/
プリウスは後日まとめてみます。
<アメリカ>
2009年8月 カリフォルニアでレクサスに乗った1家4人の死亡事故発生
10月 米高速道路交通安全局(NHTSA)がアクセルペダルの形状に問題と指摘
11月 トヨタよりNHTSAの調査で安全面の欠陥がないと判断されたと発表
11月 NHTSAが「トヨタの発表は不正確で誤解を招く」とトヨタを批判
12月 NHTSAの米政府高官がトヨタ本社を訪問 トヨタ幹部へ警告
2010年1月 アクセルペダルの不具合を認め、約230万台のリコールを発表
1月 NHTSAはトヨタに対しリコール対象車種の販売停止を要求
2月 トヨタはリコール対象車の8車種の販売を停止
この問題に関しての焦点は、アクセルペダルだけの不具合なのかそれとも電子スロットルの問題も含んでいるかである。トヨタは電子スロットルの不良を否定しているが、その否定するだけの根拠が十分に示されていないことが問題をややこしくしている。もちろん「ない」ことは証明できないので、「ある」ことを証明しなければならないが、トヨタがNHTSAに対して誠実な対応をしていないことが問題の解決を遅らせてしまっていると思う。
トヨタの抱える問題点(あるいは罪)は、
1.十分な調査をおこなわずにフロアマットが原因としたこと
2.「トヨタが」NHTSAの調査で安全面の欠陥がないと判断されたと一方的に発表したこと
3.その後ユーザーに対して正確な情報のアナウンスがなかったこと
4.ブレーキ・オーバーライド・システムを採用していなかったこと
である。
時系列で振り返ると、トヨタの「臭いものに蓋をする」とでもいうべきが隠蔽体質が際立ってくる。アメリカ国内での批判の高まりはここにあるのではないか? 桜の木を切り倒したワシントンのように誠実に対応すればここまで大きな問題にならなかったと思うが、事実を隠すことを選択してしまった代償の大きさははかりしれない。
参考サイト
http://diamond.jp/series/dol_report/10033/
プリウスは後日まとめてみます。