X-Pro2での冬の散歩

12月でも紅葉が美しい

X-Pro2を手に入れてから、散歩に持ち歩くようにしている。
スマホで気軽に高画質の写真を撮れる時代だが、ちゃんとしたカメラで撮影するのはとても楽しい。


天白川の河川敷

X-Pro2のサイズ感はX-T2と比較すると、幅は8mm長く、逆に高さは9mm短い。
ちなみにX-H1よりもX-Pro2の方が幅は長く、FUJIのAPS-C機種ではもっとも横長のようである。

この違いは寸法上はあまり違いがないのだが、実際に手に取ると、思った以上に幅が大きく感じるし、一方で高さが低く感じてしまう。
最初は「ちょっと大きいかな?」と思っていたが、馴染むにつれて「ちょうどいい大きさ」だと感じるようになった。


落ち葉だらけの階段

天白公園の森の中

冬の気配が日々増してくる

公園の森の散策路を歩きながら写真を撮っていると、オートホワイトバランスがうまくいかず、妙に青白い画像になってしまった。途中で「日陰」にすると温かみのある感じになったが、ここはフジフイルム機種の弱点だと思う。


人気のない神社の紅葉

手ブレ補正機能がないため、神社の木陰だとシャッター速度が低下してしまい、 適当に撮影すると手ブレが起きてしまう。オリンパスの絶対的な手ブレ補正機能の安心感と、フジフイルムの美しい画質の両立を図ろうとすると、巨大なX-H1を導入するしかないの現状は残念である。


ピントが抜けてしまった

空が白飛びしてしまったが、紅葉の葉が美しい

手水舎の撮影方法が難しい

女性像があるのは珍しい

最後の紅葉を堪能できた

X-Pro2はデザインがシンプルで気軽な感じがするため、X-T2だと撮影する側もされる側もみている側も気合が入るというか肩に力が入りがちだが、X-Pro2だと自然体で撮影できる気がする。
この「ユルイ感じ」が実に散歩向きで、自己満足的に思い思いの写真を撮ることができるのがとても楽しく感じるのだと思う。