XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II 試し撮り ハイキングにて

茶臼山の全景

XC16-50mmF3.5-5.6 OIS IIを登山で使ってみたくなり、愛知県と長野県の県境にある茶臼山にいってみることにした。
茶臼山は愛知県の最高峰で、標高1,416 mと六甲山の1.5倍も標高が高い山だが、実際には山頂手前まで車でアクセスできるお手軽ハイキングとして人気のスポットとのこと。


茶臼山駐車場に停まっていた鮮やかなブルーのBMW

茶臼山駐車場から山頂までは20分程度のハイキングコースで、標高差は200mもないため、のんびりと景色を楽しみながら登ることができる。
天気は快晴で気温は12度、陽射しはあるが標高の高さ特有のヒヤッとした風が気持ちよい。

気持ちの良いハイキングコース

茶臼山の向かいにある萩太郎山のスキー場を望む

一部で紅葉も見られた

木々が美しい

登ること20分ほどで茶臼山山頂に到着した。
標高差が少ないため適当なペースで登ったこともあり、意外と汗ばむ状態だった。
山頂には展望台があり、南アルプスの山々もみることができる。


前日の雨で少し霞んでいるのが残念

奥三河の山々が連なる

山頂からは駐車場まで下り、萩太郎山の駐車場まで道路を歩くこととなる。
萩太郎山は愛知県で2番目の標高の山とのことで標高は1,358mである。
冬はスキー場として知られており、観光地開発が進められている。


萩太郎山の山頂まではリフトで10分程度

萩太郎山の麓はスキー場の施設があって、レストランやお土産屋もあるので、登山という感覚はない。
観光客はリフトで山頂まで乗っていくようだが、せっかくなのでゲレンデを歩いて登ることとした。

ゲレンデはそれなりに傾斜もキツイ

ゲレンデの草原をのんびりと登って行く

ゲレンデを登っていると、観光客が山頂から歩いて下ってくる姿が目についた。上りはリフトを利用し、下りは歩いて降りてくる人が多いようだ。
萩太郎山も20分ほどで山頂に到着した。茶臼山と比べるとこちらは360度の展望を楽しむことができる。

南アルプスは山頂付近で冠雪がみられた

ススキが秋らしさを感じさせる

山頂で展望を楽しんだ後、再びゲレンデを下ることとなる。
ハイキングというよりも観光地を歩いて見て回るという感じである。

茶臼山を眺めながら下山する

萩太郎山を下山し駐車場まで再び歩く。
草原を歩いてきたので登山というよりも散歩の感覚だが、傾斜は意外とあって疲れを感じる。


XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II でもそれなりにボケる

今回は厳密に言えば登山とは言えないが、山の中でXC16-50mmF3.5-5.6 OIS II を使用してみた感想は、広角24mm相当とワイドの使い勝手の良さや、解像感の高い画像も多く、値段以上に優秀なレンズだと感じられた。

低温や雨などシビアな環境でなければ、使い勝手はまったく問題ないと思う。
真冬に使用したときにどうなるかは不明だが、観光地で使用する分には非常に満足度が高いというのが感想である。