武奈ヶ岳に挑戦 その2

開始早々に急傾斜と倒木が始まる

登山口から登り始めてすぐに気づくのは、急傾斜が続くことと倒木の多さである。
とはいっても倒木は必要最小限に整備されており、登山道にかかっている倒木は跨げるようになっていたり、枝が切断されて歩けるようにルート確保がされている。

倒木を跨いだりくぐったり

ただでさえ急登でキツイなかで、連続する倒木をクリアするのに地味に体力を消耗してしまう状況が続く。

急登で一気に標高があがっていく

大きな木も倒れていて驚くような光景が続く

キツイと感じつつも、新緑の美しさや爽やかさを感じる登山道で、事前に心配していたような道迷いの心配はなさそうに思える。

広葉樹も倒れている

登り続けること1時間ほどで夏道・冬道の分岐点に到着する。
季節によってより安全なルートとなっているとのことで、夏道用のルートを進むことにした。

無雪期ルートを選択

木漏れ日が美しく気持ちが良い

夏道は傾斜も穏やかで歩きやすい道だが、一部崖沿いの箇所があったりと、残雪期に歩くのは危険なのだと思われる。

ようやく御殿山山頂に到着

だらだらと登りが続き疲れてきた頃合いに、ようやく最初のピークである御殿山の山頂に到着した。御殿山は標高1097mで、登山口が約300mのため、標高差800mほどを1時間半かけて一気に登ってきたこととなる。

いつも登っている六甲山山頂が900mで登山口からの標高差が約800mとほぼ同じだが、六甲山の登山ルートはどのルートを選択しても約3時間ほどかかることを考えると、平均の傾斜が随分と異なる。

御殿山から武奈ヶ岳の全景を見ることができた

御殿山山頂まで木々で景色を見られる箇所がほとんどなく、ここに来て一気に視界がひらける。ようやく武奈ヶ岳の全容が見えテンションが一気にあがりつつ、ワサビ峠にむかうこととする。