アルパインクルーザー 2000 試し履き

細身の足型でフィット感も上々

アルパインクルーザー2000を購入してから1ヶ月以上経過し、ようやく試し履きをおこなうことができた。

試し履きコースとして、傾斜が緩やかで整備された登山道の六甲東縦走路を選択することにした。ちなみに、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROも登山で初使用である。

六甲東縦走路から有馬温泉に下山するルートを選択

朝は曇りがちなものの暖かい春の陽気ということだが、午後からは寒さが増すという少し変わった天気予報だった。

関西もようやく桜が開花

試し履きで懸念していたのは靴擦れで、登山途中に足を痛めることを懸念していたが、登山口までの宝塚の市街地を歩く限りは、足にしっかりフィットしつつ硬すぎないソールのため心配なかった。

宝塚市街を望む

春特有の霞がかった感じだが、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの写りはシャープで、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZの写りと比べても、薄皮一枚めくれた感じがする。
特にテレ端の写りはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの方が圧倒的に良い。

テレ端でもシャープ

道中の苔を接写してみると、適度なボケ感も出ていい感じである。
道中の花なども撮影しつつ、どんどん歩いていく。
アルパインクルーザー2000はグリップ力の高さが素晴らしく、多少滑る砂が浮いているような傾斜でも安心して踏ん張ることができる。

設定変更なしに近づくと簡易マクロ的に使えるのが便利

気軽に高画質で撮影できる

明るいレンズなので手ぶれ補正との相性がとてもいい

山頂に近づくにつれて北風が強くなり、気温も急に下がってきた。
あわててフーディニを着たが、朝の暖かさから手袋を持ってきていないことに気がついた。体は寒くないが手がとにかく冷えてしまい、撮影はストップして早めに下山することとした。

六甲山頂から有馬温泉までのルートは石の多い登山道だが、アルパインクルーザー2000を履いていると石のゴツゴツもあまり伝わってこず、足首のサポートも良いことで、今までよりも疲れにくいと感じた。

下山後、冷え切った体と手を有馬温泉で温め直し、ようやく一息つくことができた。
フリース手袋が一つあれば何も問題なかったと思うが、六甲山ということで油断していたことや、春の気候をよく理解していなかったことを反省しつつ、次回の登山に活かしたいと思う。

反省の多い登山だったが、アルパインクルーザー2000の履き心地の良さと、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの写りの良さを実感できたのは良かったと思う。