アルパインクルーザー 2000 購入




アルパインクルーザー 2000を購入

今まで使用してきた登山靴は、モンベルで購入したティトンブーツという初心者向けのもので、モンベルのHPによると「軽量で柔らかく、軽装備のハイキングや野山の散策などで手軽に着用できるミドルカットの全天候型ブーツ」である。

登山を初める際にモンベルの販売スタッフに相談して、初心者でも履きやすい登山靴ということで購入したのだが、柔らかいことで履きやすい上に、グリップ力も高くとても履きやすかった。これまでティトンブーツを愛用してきて、随分とソールが磨り減ってきたことや、今後のステップアップとしてもう少し本格的な登山靴がほしいと思っていた。

登山の経験(といっても関西の低山だが)を積む中で、ティトンブーツでは不満に感じだしたこととしては以下の通りである。

1.シャンクプレートが柔らかく、石や根っこの多い登山道だと疲れやすい
2.足型が幅広で、自分の足型とあまり合っていない
3.ミドルとローカットの間くらいで、全体的に剛性が低い
とまあ、ティトンブーツの長所である軽量・柔らかさの裏返しである。

モンベルの登山靴は日本人の足型(幅広)に合わせているとのことだったため、次の登山靴はモンベル以外で探していたのだが、登山ライターの森山憲一さんのブログをみてモンベルのアルパインクルーザー2000を検討することにした。

モンベルストアに早速立ち寄り、アルパインクルーザー2000を見せてほしいと伝えたところ、先に足のサイズを測ってからということとなった。
実際に測ってもらい気がついたのだが、自分の足型はかなり細身であることを指摘され、アルパインクルーザー2000よりもASOLOのシラーズGVの方がフィットするのではないかとのことだった。

そこで実際に両者を履いて比べてみたところ、フィット感はほぼ同じだったが、シラーズGVの方が剛性感が高く感じた。こっちにしようかと悩んでいたが、店内を歩かせてもらっているときに試着用の岩場や木の階段を歩くとシラーズGVは妙に滑ることが気になった。

モンベルのスタッフによると、モンベルの登山靴に採用されているトレールグリッパーは、フリクションの高さが特徴だが、摩耗も早いかもしれないということだった。
 店内のちょっとした岩場での比較だが、きっちりと踏ん張ることのできる安心感の差は非常に魅力的で、結局アルパインクルーザー2000を購入することにした。

ちなみにソールを張り替えると1万円程度かかるとのこと。


ハイカットで足首をしっかりと保護してくれる
靴紐を通すフックが金属で頑丈な感じ
ティトンブーツと比較するとスリムに見える
足型は明らかに細身になっている
つま先はよく似ている
ティトンブーツのほうが肉厚な感じだが、履くとアルパインクルーザーの方が暖かい

デザインはASOLO シラーズGVもなかなか良かったのだが、アルパインクルーザー2000は他のモンベルの登山靴と比較しても、スリムでシンプルなデザインでスタイリッシュな感じがする。

自分の足にもピッタリとフィットし、ハイカットの登山靴を履いていると少し中級者になった気分で、慣らし登山がとても楽しみだ。