Atom LTフーディの使用感 伊吹山
天気予報では晴れのはずが、登山口は強めの雨 |
Atom LTフーディを実際の登山で使用してみるため、百名山である伊吹山に行くことにした。前日の天気予報では伊吹山のある彦根市は快晴、最低気温は7度、最高気温は12度というテストとしては絶好の機会だった。
快晴のなか早朝に出発し、順調に滋賀まで来たのだが、高速の彦根出口を出た途端に雲行きが怪しくなり、7時に登山口に到着したときには無情にも雨が強く降り出した。
雨の登山はさすがに嫌だったので、駐車場で仮眠していると、8時半にようやく雨が止んだので登山を開始した。
雨が止み、青空も少し見えだした |
気温は一桁後半くらいで、ウェアはミレーのドライナメックメッシュ、モンベルのクールロングスリーブジップシャツ、そしてAtom LTフーディの3枚で行くこととした。
一部だけ紅葉も残っていた |
一合目までが地味にキツイ |
登山口から一合目までは樹林帯をひたすら登る。
気温は低いが、一桁くらいの気温で活動中だと、Atom LTフーディだと暑すぎると感じた。ジップを開けて外気を取り入れつつ、一合目までは我慢することにした。
晩秋の雰囲気 |
雨で妙にツヤっぽい |
一合目に到着 |
一合目に到着すると樹林帯が終わるため、風を感じるようになったが、それでもAtom LTフーディを着ていると暑い。もう少し試用していたかったが、暑すぎるので脱いで歩くことにした。
ゲレンデ跡地は粘土状の土で、とにかく雨で滑る |
一合目をすぎるとスキー場跡地の横を登っていくが、粘土状の道が雨のせいでとにかく滑る。登山靴は泥だらけになるし、パンツも泥が付きまくって、ウンザリしながら登っていった。
二合目に到着。相変わらず粘土状の道 |
二合目に到着すると再び小雨が降り出した。
雨具を着るほどでもなかったので、パタゴニアのフーディニジャケットを着て再び登っていった。
ハイカーもほとんど見かけず、静かな登山 |
三合目から伊吹山の全容が見えるはずだが、分厚い雲で見えない |
三合目に到着する頃には本格的に雨が降り出した。
雨で滑るし、ここからガスに入ると景色は楽しめないし、雨は強くなってくるなかでこれ以上登るのは危険だと判断し、ここで撤退することにした。
結果的にはザンネンな登山となったが、Atom LTフーディを使用してみて、一桁後半くらいの気温では暑すぎるということは実感した。雪の積もっている0度以下くらいが良さそうな気がするため、1月の金剛山で試してみるつもりである。
なお、Atom LTフーディを街着としても何度か着てみたが、運動していない状況なら冬の関西くらいの気温だと、インナーにニットを着込めば暖かさは十分に確保できるのでちょうどくらいの感じだった。
軽くて着心地もいいので、登山というより街着のほうが向いているかもしれない。