E-M5 Mark II ファーストインプレッション


デフォルトの設定で撮影

E-M5 Mark IIを購入し、散歩しながら撮影してみることにした。

使ってみてすぐに気づくのはE-M5と比べると、ファインダーの見え方が大きく改善しているということである。ファインダーの倍率がE-M5は0.58倍だったが、E-M5 Mark IIは0.74倍(ともに35mm判換算)ということで、単純に大きく見えることで使いやすい。
ちなみに、X-E2のファインダー倍率は0.62倍とのこと。

また、EVFも236万ドットの超高精細電子ビューファインダーと、従来の144万ドットから進化しているのも見やすさに影響していると思う。

AF速度はE-M5と同レベル

AF速度はE-M5と大きく違いを感じなかった。
空を飛んできたヘリコプターにピントを合わせようとすると、豆粒のようなヘリコプターではなく雲にピントが合いそうになり、AFが迷う事が多かったのも、E-M5の挙動と似ている。

明暗差の表現は少し改善したような気がする

画質の傾向はE-M5の進化版という感じもするが、このあたりは同じ状況で比較していないのではっきりしない。明暗差のある被写体では粘るようになった気がした。

その他に感じたのは、シャッターフィーリングが非常に気持ちよくなったことである。
いままでが「カシャ」だったものが「ブリュン」という音になって、これがすごく良い。
 E-M5 Mark IIは重量が増しているものの、相変わらずのコンパクトさで散歩との相性もピッタリだと思う。

実際の使用感として、自分が「しっくりと来る感覚」はとても大切で、その意味でE-M5から順当に進化していると感じた。