OM-D E-M5 ファーストインプレッション



篠山口駅
E-M5を登山に持っていく前に操作や画質の傾向をつかむべく、篠山口まで冬散歩にでかけることにした。

E-M5は防塵防滴性能や手ブレ防止性能などに優れているが、個人的には大きさとデザインが最も気に入っている。
キットレンズと合わせても637グラムであり、X-E2+XF18-55mmF2.8-4 Rの660グラムより軽く、LX100の393グラムよりは重たい。

E-M5を操作した印象では、AF速度は発売当時のミラーレス機種の平均くらいだと思われるが、LX100よりは速くX-E2と同じくらいに感じる。走ってくる電車を撮影してみたが、動体撮影には向いていない気がする。

阪急宝塚線
画質の傾向は、解像感が高くパキッとした印象の画質の写真が多い。また色づくりもメリハリがあり、風景撮影には向いていると思う。i-Finishモードで撮影すると空が青くなりすぎるが、山頂からの撮影だといい感じになるかもしれない。いろいろな方のブログをみて参考にしてみた。
露出は安定しており、評価測光は信頼できそうだ。

篠山城址より
篠山市街
使用して驚いたのは、操作の癖が強いことである。フジやパナソニックの機種だとメニューから直感的な操作で選択できるのだが、独特のメニュー階層や操作方法に慣れず、都度スマホなどで情報をとりながら操作する結果となってしまった。このあたりは慣れもあると思うが、ちょっと癖が強すぎると思う。

などいろいろと思いながらも満足度の高い機種であることは間違いなく、中古価格だと格安といっていいと思う。