![](https://1.bp.blogspot.com/-6rgsusiYn7c/WrkbRGmiG0I/AAAAAAAA0AE/yPFAsBnAeysDfswXQDbHS62mp-gO_2DAACLcBGAs/s640/P2260264.jpg) |
嵐山より愛宕山を望む |
前回の金剛山登山に続き、2月に京都の愛宕山登山に持ち出してみることにした。
この冬は厳しい寒さが続いていたが、寒さも緩み山の雪も溶けている中での登山だった。
愛宕山登山は初めてだったが、初心者でも安心して楽しめる山とのことだった。
![](https://4.bp.blogspot.com/-mb2oyP1gWS8/WrkbMa8LFnI/AAAAAAAA0AQ/TV4oPKPubfEW0x3YF6WVEpfBfe6SMz9VgCEwYBhgL/s640/P2260136.jpg) |
阪急嵐山駅よりバスで清滝まで移動 |
![](https://2.bp.blogspot.com/-uIPJGxhUYeo/WrkbMypAmjI/AAAAAAAA0AI/K6TdMblPBiwBdcGxOaSZ5_Ll0XBNDCFwgCEwYBhgL/s640/P2260145.jpg) |
清滝バス停から登山口まで徒歩5分 |
嵐山は京都を代表する観光スポットであり、近年は外国人観光客が異常に増加している。
嵐山を歩いていても観光客の7割くらいが外国人で、逆に海外旅行に来ているような不思議な感覚になってしまうが、清滝にくると外国人の姿を見かけることはまったくなかった。
![](https://1.bp.blogspot.com/--7aSmDYOm2k/WrkbM7ne2DI/AAAAAAAA0AY/k-O6P0EZ-543t5UUR3Yb6diU-SQFb7koQCEwYBhgL/s640/P2260164.jpg) |
月輪寺への登山道は歩きやすい |
愛宕山頂にある愛宕神社までの表登山道は階段が続くとのことだったので、比較的自然の色合いが強いよいう月輪寺登山道から登ることとした。
月輪寺までのルートはよく整備されており、初春の登山を楽しみながらのんびりとあるくことができた。人気のないコースなのか登山客とは誰とも遭うことがなかった。
![](https://3.bp.blogspot.com/-TOCHfhV2kxc/WrkbNsbTpII/AAAAAAAA0AM/boWH9sU34vMAQ-0c9D2Rhta2CENZH9RHQCEwYBhgL/s640/P2260173.jpg) |
月輪寺で視線を感じ、見渡すと鹿がこちらを凝視していた |
登山道を1時間半ほど歩くと月輪寺に到着する。
寺の建物のあたりに鹿の群れがいて驚いたが、慎重に近づくと鹿もこちらを気にすることなく周囲をうろついていた。
![](https://4.bp.blogspot.com/-GkYrLghIwPI/WrkbN7F6P0I/AAAAAAAA0AM/HjiJBkscil09coqoKPjwXFwwHWLXbCWZACEwYBhgL/s640/P2260197.jpg) |
京都市街は霞がかっていた |
キャプチャーV3でぶら下げているE-M5も負担を感じることなくショルダーベルトに収まっており、撮影する際はワンタッチで取り外すことができ、撮影後はショルダーベルトに装着するということを繰り返していた。登山中はカメラのことを気にせずに行動でき、撮影したくなるとすぐに準備できるのは非常に便利だ。
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愛宕山山頂は雪と氷が残っていた | |
愛宕山は京都でも有数の霊山とのことで、山頂には立派な愛宕神社が建っている。
明智光秀が本能寺の変を決意したのは、愛宕神社でのおみくじだったというエピソードも残っているとのこと。
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細部までこだわった本殿 |
登山口から山頂の愛宕神社までは2時間半程度であり、登山としては物足りないものの、京都有数の霊山という歴史を楽しめることから、単なる登山ではないところが魅力である。
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水尾別れ |
下山は表参道ルートを選択したが、まっすぐ下山するにももったいないので、水尾別れから水尾集落へ行くこととした。
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清和天皇が愛した水尾 |
水尾は山々に囲まれた小さな集落であり、交通アクセスも決して良くないところであるが、美しい風景が広がっていて、歩くだけでも楽しめる。
ブラブラと歩くこと1時間ほどで保津峡駅に到着する。ここから嵯峨嵐山までは数分であり、あっという間に街中に戻ることができる。
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保津峡駅は無人駅 |
愛宕山は街中に隣接した山であるものの、霊山特有の神秘的な雰囲気が楽しめるとともに、交通アクセスの良さも魅力的である。
今回の登山で、E-M5とキャプチャーV3の使い勝手をマスターできたことで、登山と撮影のリズムを自分のものとすることができたように思う。また、カメラをショルダーベルトにぶら下げているデメリットを体感することもなく、安心して取り扱うことができたのは大きな収穫だった。