E-M5 初登山

大和葛城山から奈良の山々を望む

2月のまだ寒いなかで、E-M5を実際の登山に持っていくことにした。行き先は今年の初登山でカメラに問題の起きたルートと同じにし、大和葛城山からダイヤモンドトレール経由で金剛山を目指した。
前回は雪が降り続いていたが、今回は晴天でキリッとした寒さだった。

木の階段も溶けた雪が再凍結しツルツルだった

防塵防滴では定評のあるE-M5で、キャプチャーV3に装着してぶつける心配も激減した登山は、カメラに気を使わずに行動できるのが良い感じだ。 寒さでレンズが曇るようなことは一切なかったのだが、カメラが寒さに強いというよりは、天気が晴天だったことによるものと思われる。

大和葛城山の山頂からは八経ヶ岳もみえた
 i-Finishモードで撮影すると記憶色が強すぎる仕上がりになるので、以前に参考にしたブログの設定を真似て、i-Finish効果「弱」・コントラスト「-1」・シャープネス「-2」・彩度「0」・階調「標準」で撮影すると適度に青空が強調されて自分の好みになった。

金剛山の登山道は完全に凍っていた
薄手の手袋を着けていたが、E-M5の操作は大きな問題もなく使うことができた。電源やシャッター、ズーム、モード選択やダイヤルなどの基本的な操作は厚手の手袋でも問題なさそうだ。

金剛山から大和葛城山を振り返る
100mmあるのは便利

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZの写りは、風景を撮影するだけなら問題がない。カリッとした画質は解像感も高い。また、24mmから100mmという画角は便利この上なく、インナーズームでレンズが伸びないのもホコリが入ってこない安心感もある。

標高1,000mとおもって撮影したら1mずれていた
マクロボタンを押しながらズームリングをスライドするとマクロモードになるとのことだが、まだ使用していない。マクロモードにすると、レンズの焦点距離は43mmで固定されズームは無効になるとのこと。


 金剛山の山頂 大阪の街にモヤがかかっている
信仰の山ならでは
キャプチャーV3を1日使用してみて、少し肩がこったような気もするが、気のせいかもしれないくらい問題がなかった。
カメラの取廻しも簡単になり、撮影した画質も良く、防塵防滴の安心感ということで、登山カメラの決定版だと確信できた登山となった。