スマホの機種変更 続き Xiaomi Mi6 について

2017年度第3Qの世界のスマートフォン出荷台数シェアの順位は下記の通りとなる。

1位:SAMSUNG 22.0%
2位:Apple          12.4%
3位:HUAWEI     10.4%
4位:OPPO           8.0%
5位:Xiaomi             7.4%

こうしてみると、日本のメーカーは世界的には5位にすら入らない厳しい状況である。一方で中国メーカーが3位-5位を占めており、Appleが新機種を発売しない時期だとを上回ることもあるようだ。

2016年の世界のスマートフォン出荷台数シェアでは国内メーカーはTOP10(厳密にはTOP14にまで入っておらずそれ以下は「その他」扱いだったため詳細は不明)にすら入っていないと知りちょっとショックだった。


というわけで世界5位のXiaomi が発売しているXiaomi Mi6は中華メーカーの強みが最大限発揮されている。つまり、高性能で・安価で・そこそこのデザイン性、である。
自ら新たな機能や革新性を切り開くことができなくとも、他社(主にはApple)の事例をコピーし、一部の機能でそれを凌駕し、かつ安価に提供することによって、消費者にとっては魅力が高い機種を提供している。

Xiaomi Mi6 スペックの特徴

SoC  Snapdragon 835
メモリ 6GB ストレージ 64GB
ディスプレイ 液晶5.15 インチ 1920 × 1080
カメラ 約1200万画素 デュアルカメラ 27mm+2倍ズーム
Band LTE Band1(2100MHz) Band3(1700MHz) Band5(850MHz)Band7(2600MHz) Band8(900MHz)

感想:
実売7万円を切る価格で、ここまでの高性能かつデザイン性の高い端末が世界中で人気になるのは当然だと思う。一方で、日本で使用する場合はdocomo系MVNOだとBand19、28が使えないことが最大のデメリットとなる。
個人的には登山をする際に重要なBand19が使えないのは致命的なので買い換えるのはちょっと厳しいため、候補機種としては選択から外すことにする。

<Band 19について>
近畿地方を中心としたBand19のエリアを確認するとMAPでの紫部分が該当する。こうしてみると、やはり都市部以外だと多くのエリアをカバーしていることがわかり、現状ではBand19をつかめるかどうかが大きなポイントとなる。

登山という観点で言えば、奈良や徳島、岡山などの山で携帯電話が使用できないことは、不便というレベルではなく大きなリスクだと考えており、Band19は必須といえる。