登山用カメラの検討その3

夏に高原のキャンプ場にて、強烈な朝日のなか散歩中に南アルプスの山々をX100にて撮影してみた。これだけ明るいなかでは、NDフィルターが搭載されているのは大いに役立った。

高画質といわれているコンパクトカメラをいろいろと調べていると、RX100の登場以降、1インチ以上の撮像素子を使用したものがミニマム基準となっているようだ。スマホのカメラ性能のアップに対抗する形で、ミラーレスよりコンパクトな機種であっても撮像素子の大型化は必然のことかもしれない。

となると、画質は一定以上のものが期待できることから、それ以外の付加価値の部分が何かをまとめてみることにした。

1.RX100M5
高速AFと高速連写、NDフィルター、強力な動画撮影、可動式モニターや電子ビューファインダーなど、カタログスペックでは最高クラス。ただし価格も驚くほど高い

2.G7X MarkⅡ
前機種のブラッシュアップ版。特に周辺画質が向上。光学4.2倍ズーム、タッチパネル可動式モニターなど、バランスのとれた良機種。より小型のG9Xもいい感じ

3.NIKON 1 J5
レンズ交換式、高速AFと高速連写。ズームレンズは暗め。DL 24-85は発売されるのだろうか?

4.LUMIX LX100
大型4/3型センサー、明るいレンズ。ちょっと古めで価格はこなれてきた。より小型のLX-9を発売するくらいなら、LX100のブラッシュアップ版の方が良かったように思う。

と各社各様である。
お気に入りのFUJIFILMにはX30という2/3型センサーのものがかつて販売されていたが、後継機種もないままにフェードアウトしたようで少し残念である。

とざっくりと比較して、レンズの明るさと撮像素子の大きさに加え、程度の良い中古だと5万円前後で購入できるLX100を購入することにした。
デザインもなかなか良く、期待できそうである。