ファミリー登山

家族で登山に行くことにした。先日息子と行った摩耶山だと下の子供が無理そうなので、もう少し軽めの登山ルートを探してみることにした。

駅からのバスで最も標高の高いところまで行っているのは、芦屋川駅から出ている有馬温泉行きのバスである。途中に立ち寄る宝殿橋バス停が標高700mであり、そこから山頂までの登山だと1時間くらいということで、そこから有馬温泉まで歩くルートを選択した。

当日は天気もよく、子供達も元気いっぱいだったことから、妻が宝殿橋バス停からだと歩く距離が短かすぎるのではないかと言い出した。
修正ルートとして、少し手前の東おたふく山登山口で下車し、東おたふく山に登ってから、子供達の様子をみて行けそうなら六甲山頂まで登ることにした。

東おたふく山の登山道は傾斜もきつくなく、道も整備されていて、1時間ほどで東おたふく山山頂まで到着した。まだまだ体力もありそうなため、そのまま七曲がり経由で最高峰まで向かうことにした。
七曲がりは登りが続くので、子供達もさすがに疲れた様子だったが、最高峰まで到達し昼食休憩するとすっかり元気になった。

有馬温泉までの下り道は余裕だろうとタカをくくっていたら、子供達が段差や石の多さに足が疲れたと言い出し、途中からペースが一気に遅くなってしまった。その結果、単独なら1時間もかからないところを2時間近くかけて下ることとなってしまった。
子供達もさすがに疲れきった様子だったが、その後の温泉に入り、風呂上がりのアイスクリームを食べるとすっかり元通りだった。

最後に子供達に次もハイキングに行きたいか尋ねたところ、「絶対イヤ!」と口を揃えて即答されてしまった。
登山では大人と子供では、体力だけでなく、食事やお菓子、休憩、トイレなどいろいろと考慮すべきことも多く、今後の課題である。