X-E1 雑感

X-E1を購入した主な動機が、家族のイベントごとでのズームの必要性だったわけだが、X100の描写がすっかり気に入っていたので、他のブランドはほとんど検討していない。

この数年でスマホの画質が著しく向上したことに加え、便利なアプリとSNSの普及により、『カメラで撮影する』こと自体が『ハレ』の扱いになってきている気がする。
結果的に、撮影するのは普段はスマホ、ハレの場面ではスマホと一眼カメラというスタイルの家族をよくみかける。

一方で、スマホが使えそうにないシニア対応としては、コンパクトデジカメも一定のニーズは残っているが、昨今の発売されている低価格帯コンパクトデジカメのスペックをみると超絶劣化(2/3型の撮像素子、高倍率だが暗いレンズ、液晶は20万画素...)していてビックリした。

カメラマーケットの縮小のなかで、メーカー各社がハイエンドに投資を絞りこんでいる状況から、中古でも性能的には満足度の高い機種が増えていると思う。
X-E1も後継機種と比較すると見劣るものの、絶対的な満足度では十分だと感じている。