山装備の準備

妙見山の初登山で準備不足や経験不足を痛感したものの、登山の楽しさを感じたのも事実であり、次はメジャーな登山コースに挑戦してみることにした。

準備として購入したものは、
1.山と高原地図 六甲摩耶2016
2.suunto A-10NH コンパス
3.モンベル ライトシェルパーカ
の3つである。

とにかく地図とコンパスさえあれば、最悪の場合でも大丈夫だろうという安心感で真っ先に購入した。その後、実際に登山中に使用したのは地図だけだったが、やはり自分の位置を客観的に把握できるということの安心感は何よりも優先すべきだと思う。

もう一つ準備したものとしては、春から夏のちょっとした雨や寒さに対応できるアウターである。あまりイニシャルコストをかけたくないことから、モンベルのライトシェルパーカを購入したが、これもその後の登山で非常に役立つ結果となった。

2回目の登山は、阪急岡本駅から六甲山の最高峰を経由し、そのまま有馬温泉にまで抜けられるルートを選択した。書店の初心者向けの登山ガイドブックでもど定番のコースとして必ず紹介されている。
2回目の登山も平日だったことからか、ほとんど誰とも会うことがなく、ソロ登山の不安感は引き続き感じたものの、メジャーな登山コースならでは情報の多さ(特にブログなど)から、ほぼ問題なく登山に集中することができた。

想定外だったこととしては、登り中の体温上昇とそれに伴う汗や汗冷え対策だった。
アウターを着ていると、ちょっとした登りの負荷であっという間に暑くなってしまうことからこまめに脱ぎ着していたが、逆に汗が乾くと特に腕などはすぐに冷えてくることから、服装のコントロールは重要な要素だと実感した。

最高峰までの最後の急な登りが続く「七曲り」ではバテバテだったものの、何とか頂上まで登りきることができ、その後の到着地である有馬温泉ではリニューアルした銀泉で汗を流すと、これ以上ない充実感を感じることが出来た。