SBDC001 その5

SBDC001の購入を検討している時に、SEIKOのHPをみても肝心の時計の質感がまったく分からなくって、購入する際にやっと確認することができた。

感想としては、値段相応という感じで、以前使用していたCASIOのOCEANUSよりは質感は高いと感じた。とは言っても、OCEANUSはチタンのクオーツモデルだったため非常に軽かったこともあり、SBDC001の機械式かつデカさからくるズッシリとした重さによって質感が高いような錯覚をさせているのかもしれない。

先日、ROLEXの2015年モデルを見せてもらう機会があり、ヨットマスターやデイデイト40、パールマスター39などのリアル高級時計を実際に見ることができたが、SBDC001と比較すると(というか比較するのも何だけど)次元の違う質感の高さだった。

18金だったり、ホワイトゴールドやピンクゴールド、プラチナなど、贅の限りを尽くした時計のもつ圧倒的な『煌びやかさと重量感』は、 宝飾品という感じで素手では触れないような時計だった。
ちなみに、新開発のキャリバー3255は日差2秒でかつ持続時間70時間とのこと。凄まじい精度の追い込みと、週末に使用しなくても大丈夫というセールストークは、とても普通には買えない値段であってもそれだけの価値があると感じられた。

「高級さとはどのようなものか」ということを触れる機会があって、舶来モノの高級時計と実物で比較できたことで、かえってSBDC001の実直な価値とでもいうべき良さが再確認できたことはよかったと感じている。