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4月, 2014の投稿を表示しています

X100 空の色

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X100の色表現は満足しているが、空の色がすっきりとした深い色になりにくく、水色になりやすい傾向があるように思う。いろいろとレビューやブログなどをみていると、フィルムシミュレーションでASTIAを使用すると空の色に深みが出るとのことだった。 いくつかASTIAで撮影しみたが、結果としてはすっきりとした色になって、青空も綺麗に表現されると思った。一方で、深い色かと聞かれれば微妙という返事になると思う。もしかしたら露出がオーバー気味なのでそのあたりとも関係しているような気もするし、あとはマメに設定をいじりながら試行錯誤するしかないと思ってます。

X100のハイブリッドビューファインダー

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X100のファインダーは光学式と電子式とを切り替えられるようになっているが、撮影した画像の再生モードでも電子式ビュファインダーで確認できるのが意外と便利だ。ピントの確認もある程度できるし、明るい外だとみづらい液晶よりは確認しやすいと思う。

X100の色表現について

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X100を使用するようになって、一番気に入っているのが発色の良い画質である。 特に人の肌色と草木の緑色に関しては、GRやRX100などとは全く違っていて、すばらしい発色だと感じる事が多い。 富士フイルムはもともと銀塩のフィルムでのノウハウがあるので色再現が良いといわれるが、 Webサイトでの紹介 をみると「忠実な色再現をベースに、「記憶色」の青・緑・肌色も心地よく感じられるようチューニングをしています」とのことである。 前機種のRX100は全般的に色が薄い(といって濃く設定するとバランスが崩れる)ことと、黒つぶれになりやすい画像がどうしても好きになれなかったが、色に関しては個人的な好みとちょうど合致していてとてもいい感じである。

X100のマクロモードについて

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X100でいろいろと撮影に出てみて、購入直後に感じた第一印象から変わったものとしては、マクロモードの使い勝手の悪さである。 X100のAF速度は今までの使用していたコンパクト機種と比べて、ストレスに感じるレベルではない(ただしLumixなどの3/4機種と比べると遅いと感じるだろうが)。 しかしながら、マクロモードに関しては使い勝手が良くない事もあり不満に感じている。 マクロモードにするために必要な操作として、 1.マクロモードボタンを押すとマクロモードのメニューが出てくる 2.通常はマクロモードoffとなっているため、十字ボタンでonを選択する 3.決定する という3つのステップが必要で、これが地味に面倒くさい。 マクロモードのボタンを押せば自動的にonになればいいのに、律儀に選択してから決定することに違和感を感じるのだと思う。 とはいうものの、マクロモードで最短10cmまで寄れるのはすごく便利で、操作の面倒くささやマクロモード時のAF速度の遅さも我慢しつつ撮影すると、思いがけず美しい描写になっていることもあるのが面白いところです。

X100での室内撮影

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知人の結婚2次会に呼ばれたので、X100でいろいろと撮影してみた。 上限ISOを3200としていると、夜の店内でもブレない程度のシャッター速度を稼げて、ほぼほぼ撮影可能な状況だった。 ISO3200でもそれほどノイズは出てこないが解像感の低下は顕著なため、ある程度の割り切りは必要だと思う。シャッター速度優先モードで1/60くらいにしていると、絞り開放だとISO1600くらいになることが多くて、結果的には満足できる画質を得る事が出来た。 このような考えで設定をいろいろと変更してみたけど簡単に設定できた。また、シャッター速度優先モードは本体上部のダイヤルを回転させるだけで設定可能なため、操作性は批判されるほど悪くはないと改めて思った。

X100を使用していて感じたこと

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X100を実際に使用してみて感じるのは、撮影が楽しいということである。 GRシリーズでも同じ楽しさは感じたが、何となくカメラを愛でる気持ちが作り手にあるのかどうかが、この楽しさを感じさせる要素につながっているのかなという気がする。 極めて抽象度の高い感覚だけど、メーカーがマーケティングを駆使して市場を狙ったのではなく、まずはこんなものが作りたいというプロダクトアウトな発想に市場が結果的についてきた気がする。 そういう意味では、究極のマーケットイン的発想のカメラであるRX100は商売としては大成功だったけど、使用していて「コンパクトなのにすごい性能だな」と感じる事はあっても、「撮影が楽しい」とはほとんど感じなかった。 とまあ、中古で安く購入した立場で偉そうなことはいえないけれど、そう思います。

桜の季節 X100とGRD4の比較

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X100 35mm, ISO 400, F4, SS 1/125 X100で近所の桜並木を撮影してみた。天気のいい日だと背面液晶の視認性が著しく低下するので、ファインダー越しの撮影ができるメリットが活きてくるが、GRD4だと背面液晶そのものが非常にみやすいのでファインダーがなくても撮影できる場面が多かった。 GRD4  28mm, ISO 125, F5, SS 1/500 撮影時期は2年前だが、同じ場所でのGRD4の写真と比べてみると、X100の方が色が濃くまたダイナミックレンジも広い。もちろん、条件がまったく異なるなかでの比較なので、あくまでも個人的な感想レベルだけど。