GRD4 ブリーチ バイパス

GRD4で新たに搭載された画像設定にブリーチ バイパスがあるが、これは「低彩度かつ高コントラストで、銀残しのイメージが得られる」とのことである。

銀残しというのがよく分からないので調べてみると、Wikipediaによると現像手法のひとつとのことで、映画でも使用されているということだ。よく知られている映画だとセブンやプライベート・ライアン、マイノリティ・リポートなどの映像にも使用されているそうである。

そういわれてみるとどの映画も映像の色合いというか雰囲気が共通している気がする。プライベート・ライアンの兵士の服やヘルメット、小銃などの色や、マイノリティ・リポートの近未来の様子などが銀残しのイメージとして理解しやすいように思う。

実際にいくつか撮影しみたところ、無機質な被写体の方がより雰囲気が出てかっこいい感じになると思う。GRD4のサイトにブリーチ バイパスのサンプルでヨーロッパの石畳の風景があったけど、日本の風景だと色合いがいまひとつマッチさせにくい気がする。この辺は、何度か使ってみて慣れていくしかないかな。