GRD4 ブリーチ バイパスその2

ブリーチ バイパスは面白いことは面白いんだけど、まだまだ使いこなせそうになくて、ちょっとあきらめ気味です。

最近どの機種にもこの手のアートフィルターを搭載しているが、従来の「写真」だけではなく、「表現」という意味合いを持たせているところに、自分にとっては居心地の悪さを感じてしまっている。目にしている光景を写真に置き換える際に、 撮影という作業に加え、その得られるであろう画像をどのように加工するかまで計算した上で撮影するのは自分には向いてない気がする。

つまり、アートフィルターという機能は、『こう写したい』という考えや気持ちがなければ、使いこなせないのではないかと思われ、そこまで表現にこだわって撮影できているかと言われると全く違う。このあたりは、カメラを「表現の手段」ととらえるのか、「記憶や記録する手段」ととらえるのかの違いだと思う。自分の場合は後者である上に「精密機械を愛でる」気持ちもある部類なので、「表現しなさい」ということに直面すると、とたんに思考停止に陥ってしまうのである。

ということで、ブリーチ バイパスは気が向いたら使ってみる程度に棚上げしておこうと思う。