GXRの第一印象 その2

GXR+A12 28mmの画像の印象で、今までのGRD3やGX200と違いを感じることのひとつが、画像設定を一切おこなっていない状態での画像の彩度の低さというか素材重視とでもいうような画づくりという点である。ダイナミックレンジの広さのせいかもしれないが、少し眠い感じの画像に感じる。

ただし、設定が「彩度」と「コントラスト」「シャープネス」と、それぞれ9段階に設定可能なので、これから徐々に煮詰めていくしかない。このあたりの幅の広さを使いこなすことができれば、表現の幅も広がるのだと思うが、自分にはまだまだ難しい部分です。

個人的には、ドノーマル画像の落ち着いたトーンが気に入ってるので、これをベースに試しながら、好みである「空の透明感」を感じさせる仕上がりや、「渇いた硬調」の画像に近づけてみた設定をさがしてみようと思う。