GRD3 結婚式2

結婚式にGRD3を持参してみると、使い勝手の面で非常に優れていることが改めて実感することとなった。まとめてみると

■良い点
1.開放F値1.9とISO800
この組み合わせでも画質はGX200のISO400よりも明らかに優れていた。少しノイズがあるけど、L版印刷ではほとんど気にならないレベルである。また手ぶれをすることがほとんどないシャッター速度を得られるので、失敗写真が少なくなるメリットも大きい。

2.単焦点28mm
ズームがないので一見不便に感じるが、ズームレンズのF値や手ぶれ限界シャッター速度を考えると、結婚式では28mmで歩いて近づく方が結果的に良いことが多い。遠くのテーブルからズームでフラッシュを使用して撮影している人はうまく写っているのだろうか?

3.コンパクトさ
以前にも述べたことがあるが、コンパクトさも重要な要素だと思う。GRD3の大きさだとテーブルの上に置いたとして目立たないし、移動するときもポケットにもいれることができるし、さっと取り出してすぐに撮影することができる。1眼レフはテーブルに置くにはデカ過ぎるし、ケースに入れなければならないので取り出す動作が面倒くさそうなんだよね

4.マクロ撮影
料理とかメッセージカードを撮影する場合なんかに、最大1cmマクロができるっていうのは非常に便利。マクロ撮影をすると、何となく上手な写真にみえるし...

5.他人に撮影を頼みやすい
ホールスタッフや他の参列者に撮影をお願いする際にも、見た目のシンプルさで気軽に撮影をしてもらえる。

6.撮る場所を選ばない
式場の雰囲気を記憶しておくために、建物や庭園、内装、装飾物などを撮影することにしている。GRD3だとさっと取り出してパチパチしても目立たないのがいい

等々を考えると、かなり「使える」結果だった。
ただし、すべてが万能というわけではもちろんなくって、以下の弱点があるのは承知の上だが...

■弱点
1.ズームがない
披露宴では問題ないんだけど、結婚式の参列時は撮影のために移動ができないので、遠くから新郎新婦を何枚撮影してもパットしない写真となってしまう。

2.AFが速くない
明るさの不足している室内では、コンパクトサイズのデジカメのAF速度はまだまだだと思う。スナップフォーカスの設定で対応できるシーンもあると思うけど。

というのが結婚式における個人的な見解です。人によって考え方は様々なのでこれが正解ということではありません、念のため :-)