SDXCメモリーカード

東芝からSDXCメモリーカードが発表された。今年の春に64GBのものを発売し、今後もさらなる容量アップが可能で、最大2TBまでいけるとのこと。すごい。
すでにキヤノンとパナソニックのデジカメでSDXCメモリーカードに対応した機種を発表したが、今後対応機種が順次拡大していくのだろう。

このように記録メディアの急激な大容量化がすすむ一方で、デジカメの高画素化が落ち着いてきたことを考えると、静止画像の撮影のためだけのメモリーカードはすでに十分すぎるスペックとなっているといっていいと思う。

オリンパスが2GBの内蔵メモリーのデジカメを発表したのは興味深い。まだメモリーカードが高価だった頃は使いまわす必要も多かったが、これだけ安価で容量が大きくなると、あの小さなメモリーカードの管理そのものがめんどくさい。ということでデジカメの内蔵メモリー化は大賛成。RAWデータを使用しなければGX200では2GBあれば十分だし...

ただし、PCに強くない方はプリントするためにカメラ屋にいくことも多いと考えられる(ネット経由のプリントができないとかそういうことです)。そうなるとメモリーカードがないとカメラごと持っていく必要があったりするなど、意外に使い勝手が悪くなってしまうかもしれない。

それにしても大容量化の勢いはすさまじい。これから多くの人が自宅PCの64bit化をはじめとした大容量化に対応した環境構築が必要となりそうだ。ところで、これだけの大容量データのバックアップは今後どのようにしていくべきなのだろうか?