タイヤの空気圧

以前のことだが、免許を取り立てのときに初心者マークをつけてスタンドに行き、タイヤの空気圧のチェックをお願いしたら、「タイヤにこぶができているから、早めに交換しないとまずいですよ」といわれ、交換を強くすすめられた。その場では断ったが、後日知り合いの整備士にみてもらったら、まったくそんな箇所はなかったという経験がある。

それ以来、ガソリンスタンドでの会員募集やカード勧誘、「無料点検」については、いささか冷ややかな目でみてしまう(雑巾でガラス拭くのとかも勘弁してほしいです)のだが、空気圧だけはどうしようもないのでスタンドで定期的にチェックしてきた。でもセルフのスタンドでタイヤに空気入れるのって、混んでたりするとなかなかし辛くってちょっと困っていたのも事実だった。かといって有人のスタンドは空気チェック時の諸々の勧誘を断るのが面倒くさいし...

というような経緯もあり、何とかしたいなと常日頃感じていた。そして、前回述べたワイパーの拭き残しへの対応に、フロントガラス撥水化計画を実行すべくオートバックスにグッズをまとめ買いに行ったのだが、その際にBAL ミニエアーコンプレッサー NO.496というグッズが安かったので衝動買いしてしまった。これは簡単に空気圧チェックと充填ができるということで、いままでのわずらわしさから解放されるという、なかなかナイスなモノだ。

帰宅後、電源をシガーソケットに差し込み、あとはタイヤのバルブにチューブを差して電源を入れると、あっという間に空気が充填されるつもりだったのだが...
実際には想像の4倍くらい(自分想像比)の爆音が鳴り響き、なかなか空気圧があがってこない。アセりつつもようやく1本目のタイヤに空気を入れたものの、4本するとなると結構ブルーになったが、仕方ないので頑張って全部のタイヤに空気を入れることにした。

ご近所さんの冷ややかな目や爆音にビビる家族を横目に、「いやー空気圧っていうのは車の安全性上もっとも重要な要素のひとつなんで、そこはきっちりとしないとね、ははっ...」的なつぶやきがより一層哀愁を漂わせる結果になってしまった。

ところで、Golfの指定空気圧の表示が給油口の蓋を開けないとわからないっていうワナにもひっかかり、扉を何度も開けて覗き込んだりして必死にさがしたのは内緒です :-)