GX200 テレ端の画質

気がつけば、1ヶ月も更新をしていなくって、自分でもビックリした。気を抜くとついつい更新が滞るもんです。
で、GX200はテレ端が72mmだけど、これが全くと言っていいほど使いこなせていない。GRDとGX200の最大の違いが「24mmからのズームレンズ」なのに、結局24mmと28mmくらいしか使用していなくて、われながら情けない。

コンパクトデジカメのテレ端がなぜ使いにくいかというと、
1.テレ側でも被写界深度が深い
2.構図がやはり難しい
の2点に収斂するように思う。
銀塩だと、72mmとかのレンズを使用すると、ピント以外はそれはもうボケるので、何となくいい感じにみえるけど、コンパクトデジカメのセンサーサイズに起因する被写界深度の深さは曖昧さが通じない厳しさがあると思う。

つまり、ピント以外がボケればボケるほど、そのボケの部分が認識できなくなるので、結果的にピント部分が写真の主題となりえるのではないかと思う。一方で、被写界深度が深すぎるコンパクト機種の画像は、単なるワイド端画像の切り抜きに近い感覚であり、構図がしっかりしないと単なる『拡大画像』に終わってしまうというのが感想である。

という言い訳をしつつテレ端をチャレンジすると、GX200でよく言われるテレ端画質の甘さ以前に、自分の写真のヘタさ加減を突きつけられてしまい心底ウンザリするのである。