GRD3の価格設定

GRD3が発表され、いよいよ今月5日から発売される。一部のコアなファンが、すでに実機を確かめにいっているようだが、予想通り高感度のノイズ耐性は従来よりはるかに改善されているみたいだ。ダイナミックレンジや解像感などは発売後のユーザーの画像で確認してみたい。

GRD3の価格については、現在のところ最安値でも7万円以上となっているようで、「高い」という声が多いようだ。GRDが発売された当時と比較すると、デジカメ全体の価格が低下していることに加え、デジタル1眼のエントリー機種の価格低下などを考慮すると、いまだにGRDだからこの価格というのではファンは納得しないのかもしれない。

しかしまったく別の側面でとらえてみると、企業の価格戦略において、製品の導入期に価格を高く設定することは常套手段であり、そこを批判しても何だかなーと思ってしまう。買うかどうかの決定は顧客がおこなうわけで、高いのなら買わなければいいということになる。逆に言えば、この価格でも購入するコアな顧客がいる以上、少しでも投資を回収するために価格を設定することが必然ではないだろうか?
価格戦略は市場や競合などの環境変化によって大きく左右されるが、GRDがブランドとして認知されていると仮定すれば、強気な価格設定も理解できなくもない。

自分はこの価格で買えるかって?
買うわけないよー高すぎるし、¥49,800でポイントつくなら買ってもいいかなー :-)