GRD3発表

最近噂されていていたとおり、7月27日にGRD3が発表された。GRD2からの正常進化という人もいれば、偉大なるマンネリという人もいるし、中にはがっかりしたという声もあるようだ。

ほぼ噂通りのスペックだが、GRD3のポイントをまとめてみると、
・新型のレンズは6.0mm F1.9(GRD2 は5.9mm F2.4)
 ※35mm換算で28mm
・1/1.7型CCD(総画素数約1040万画素)
・新開発の画像処理エンジン、GR ENGINE III
・液晶は3.0型92万ドットVGA
・手ぶれ補正はなし
・価格は量販店で¥79,800

となっている。
うーん、ちょっと値段高いぞ。

ところで従来のGRDシリーズと比較してものすごく進化している点が一つある。それは撮像素子のCCDである。
GRDのCCD (ICX476) ...1/1.8型 800万画素 感度170mV / 飽和信号量420mV
GRD3のCCD(ICX685) ...1/1.7型1000万画素 感度330mV / 飽和信号量800mV

CCDだけで画質を語ることに意味は少ないかもしれないが、デジカメのキモとなるパーツの性能アップがもたらす恩恵ははかりしれない。しかし、これってすさまじいまでの改善だと思う。いまは公式サンプルしか画像を確認できないので、8月5日の発売後にユーザーから大量にアップされる画像で判明するだろうけど、画質にはかなり期待している。

ただ残念なのは、手ぶれ補正が無いということ。ここだけはどうにかならなかったんだろうか?