X-T2 試し撮り
永代橋からの眺め X-T2とXF35mmF2 R WRを購入し、さっそく試し撮りをしてみた。 まず気づくのはその軽さだった。小型のレンズということもあって総重量は677gである。E-M5 Mark IIとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの総重量851gと比べると随分と軽く感じる。 その次に感じたのは剛性感である。E-M5 Mark IIもしっかりとした作りだったが、それに匹敵する感覚である。本体がマグネシウム合金で作られているため、X100Fのように天面だけマグネシウム合金を採用した機種と比べると、持ったときのシッカリ感がまったく異なる。小型で頑丈、質感も高いことから触っていて実に気持ちがいい。 XF35mmF2 R WRのボケ具合 XF35mmF2 R WRはAFも静かで速い。 画質は硬めだとよく言われており、自分の感想でも同じように感じた。そのように感じる具体的な事例や比較はできないのだが、撮影した結果そのように感じるとしか言いようがない。 シャープで良く映る 35mm換算で53mm相当の画角は標準と言われていたりするが、慣れないためかやけに狭く感じる。X100Fのように35mm相当の方が断然使いやすいと思うが、このあたりは慣れの部分が大きいとも思われるし、当面は体で覚えるしかない。 慣れない画角だが、それが新鮮だったりする フィルムシミュレーションはProviaやASTIAを主に使用したが、発色は彩度が高く感じてしまう画像が多かった。画質コントロールで微調整可能だが、自分でベスト設定を見つけるのは至難の技なので、ブログなどで紹介されているものを試してみたいと思う。 梅雨明けの空 梅雨明けの空 その2 土産物屋のガラス越しに撮影 感度を高くしてもきれいに映る E-M5 Mark IIだとISO1600くらいを上限にして撮影していたが、X-T2だと6400くらいまでは許容範囲だと思う。手ブレ補正がないデメリットは間違いなくあるが、被写体ブレを防ぐ意味では2段差は大きい。 試し撮りをいろいろとしてみた感想は、小型の単焦点レンズの軽快さとX-T2のキビキビとした動作の相乗効果もあり、撮影はとても快適に感じたという結論で